泣いている女性とカプセル
多様なカプセルと葉
医者と話している女性
公開履歴
カプセルが乗っているスプーン

今までに、カンジダという病名を聞いたことがありますでしょうか。最近ではCMなどで聞くことも多くなったこの病気は、カンジダ真菌というカビの一種が原因となり様々な不快な症状を引き起こします。特に女性がかかることが多いと言われています。

カンジダは7割以上の女性が感染したことがあると言われます。これは4人に3人以上の割合で、成人女性のほとんどはカンジダを経験したことがあるということになります。カンジダは性病の一種だと考えられることが多いですが、この4人に3人以上という割合は、性交渉経験の有無などには関係ない数値となっています。もちろん性交渉によって感染する可能性もあるのですが、そのような行為なしに自然にかかってしまうことの方が多くなっています。

どういうことかと言うと、カンジダ真菌は、身体の中に元からある常在菌と言われていて、それがあるというだけでは問題にはなりません。ですが、何らかの原因で身体の免疫力が低下してしまった際に膣の中で悪玉菌が増殖してしまうと、かゆみや炎症を引き起こすようになってしまうのです。

カンジダにかかっている、とパートナーに言うと何か特別な行為をしたのではないかと誤解をされてしまうこともあるかもしれませんが、カンジダは元々身体の中にある常在菌によって引き起こされるということ、たまたま免疫が下がっているときに菌が増えてしまって、症状が出てしまうということ、薬などで自分で比較的簡単に治療が行えることなどを説明し、理解してもらうようにしましょう。また発症している際には、他の人にうつしてしまう可能性があることもしっかりと伝え、完治するまでは性的な交渉などは避ける必要があることや、タオルなどの共用によって相手にうつってしまうかもしれないことなども伝えておくことが大事です。ですが、普段行う接触ぐらいではうつることはありませんので、あまり不安になり過ぎないようにしてください。

カンジダは一度かかると再発しやすいと言われています。4割以上の女性が、1年以内に再発の経験があると言っており、治療を行い菌の数が減っても、ふとしたきっかけで簡単に再度症状が出てしまうことがあります。きちんとした治療をせずに放っておくと慢性化してしまうこともありますし、症状にあまり気づかないうちに、自分以外にうつしてしまうことなどもあります。

かからないようにするための一番の方法は、免疫力の低下を防ぐことです。免疫が下がる要因としては、不規則な生活や睡眠不足、過度なストレスなどがあげられます。心身ともに健康な状態でいることが大事ですので、普段から規則正しい生活を心がけるようにしてください。ただ、いくら気を付けていても、治療後の1年以内の再発率は4割と高いものになっているので、症状が出てきたら根気良く治療を続けるようにしましょう。

カンジダにかかったからといって、それが何か大きな病気につながるということはありませんが、かゆみを感じてかいてしまい炎症がおこり肌がぼろぼろになってしまったり、そこからばい菌が入って化膿してしまい、さらに辛い思いをしてしまうということもありえます。デリケートな場所が症状となることが多いので、なかなか病院に行きづらかったり、人に相談しづらかったりするかもしれませんが、治療すればそこまで長い期間をかけずとも必ず治りますし、同じような思いをして苦しんでいる人は実はまわりにたくさんいます。免疫力が下がったときに、風邪をひいてしまうのと同じぐらいにポピュラーな病気だと考えてもらってかまいません。ですので、あまり不安にならずに、かかったらすぐに病院に行って手早く治療を行うようにしましょう。

記事一覧
赤ちゃんがカンジダに感染!?なぜ? 2019年10月23日

カンジダの原因は、免疫力の低下や不衛生な環境、人からの感染などがありますが、中には赤ちゃんがかかってしまうということがあります。まず、母親が出産時にかかっていた...

再発を繰り返すカンジダの原因とその症状 2019年10月20日

カンジダには様々な原因があります。カンジダ菌は常在菌と言って、普段は体内にいても悪さを起こすことはありません。ですが免疫が下がっている際には、身体の中のバランス...